着るだけで紫外線から肌を守る賢い工夫
「日焼け止めは塗ったのに焼けた…」そんな経験、ありませんか？ 実は、紫外線対策はスキンケアだけでなく、“服装”も重要なカギを握っています。肌を覆う面積が多ければ多いほど、日焼けリスクは下がります。今回は、日常の中でできる「服装による日焼け対策」についてご紹介します。

1. 長袖・長ズボンで肌の露出をカバー
真夏はどうしても薄着になりがちですが、日焼けを防ぐなら長袖・長ズボンが基本。特に、軽くて通気性の良い素材を選べば、暑さを感じにくく快適に過ごせます。リネンやコットン、UVカット加工が施された素材がおすすめです。

2. 色選びも大切！黒より白が良いとは限らない？
一般的に「白は紫外線を通しやすく、黒は通しにくい」と言われていますが、黒は熱を吸収しやすく、真夏の屋外では体感温度がかなり上がります。そこでおすすめなのが、濃いめのネイビーやカーキ、グレーなどの中間色。紫外線カット効果と涼しさのバランスが良く、日常使いにも適しています。

3. UVカット機能付きウェアを活用
最近では、UVカット機能付きの衣類も多く登場しています。パーカーやアームカバー、スカーフ、帽子など、ファッションに取り入れやすいアイテムも豊富。数値で「UVカット率90％以上」などと明記されているものは、紫外線をしっかりブロックしてくれるので安心です。

4. 帽子はつば広タイプを選ぼう
顔や首周りの日焼けを防ぐには、つばの広い帽子が効果的。特に、顔全体がしっかり覆える7cm以上のつばがあるものが理想です。通気性の良い麦わら帽子や、UV加工された素材のハットを選ぶと快適に使えます。自転車や風が強い日には、あご紐付きタイプだと安心です。

5. サングラスで目からの日焼けも防ぐ
意外と見落とされがちなのが、目から入る紫外線。目が紫外線を受けると、メラニン生成が促進され、肌のシミにつながることも。UVカット機能のあるサングラスや伊達メガネを活用して、目元もしっかりガードしましょう。

6. 手元・足元も忘れずに
腕や手の甲、足の甲は、日焼け止めを塗っても衣類で守られていない分、焼けやすいポイント。アームカバーやUV手袋、レギンスやサンダル用ソックスなどを活用して、細かい部分まで対策をしておくと安心です。

まとめ｜着るだけで日焼け予防！ファッションも楽しみながら紫外線対策
日焼け対策＝日焼け止めだけではありません。**服装を見直すだけでも、紫外線から肌を守る力はぐんと高まります。**機能性ウェアやアクセサリーを上手に取り入れれば、快適さとオシャレを両立することも可能です。今年の夏は、しっかり着て、焼かない毎日を目指しましょう。